三河線に名古屋本線からの直通特急がはしる! - 2027年、豊田市まで

名鉄120周年のきょう2014年6月25日、名古屋本線から三河線直通特急がはしるっていうしらせをきいた。名鉄名古屋から知立(ちりゅう)まで名古屋本線をはしってきた特急がやまがわの三河線にはいって、豊田市(とよだし)までいくっていう経路で、リニアの開業にあわせて2027年から運行を開始する予定だっていう。きょり40.6キロ、所要時間40分以内で、三河線内停車は土橋(つちはし)のみ。

名鉄名古屋から知立を経由して豊田市までの路線図(あきひこ)
名鉄名古屋から知立を経由して豊田市までの路線図(あきひこ)

名古屋から豊田市へは、きょりてきには地下鉄鶴舞線(つるまいせん)と名鉄豊田線(とよだせん)をつかっていく経路が31.4キロとちかいだけど、おいこし設備がなくて急行運転ができんために、知立経由で名古屋本線の特急を三河線にのりいれすることにしただとおもう。

いや~、むかしはわが西尾線(にしおせん)のほうが1時間に1本の直通特急があっただけどな~。ほれもいまは1日に1往復だけになっちゃっとる。かたや、三河線はいま1時間に4本のふつう電車だけの運行なのに、特急がはしるようになるだね。形勢逆転ってやつだ。

豊田市はクルマのまちでありながら、じつはこれまでコミュニティーバスの運行やら愛知環状鉄道の一部区間での通勤時間帯のひんぱつ運行やら、市内主要駅での電光表示によるのりかえ案内やら、いろんな作戦で公共交通の充実にちからをつくしてきとるだけど、名古屋への速達化だけは、はたせんでおった。ほれがこんかいの直通特急の運行で念願がかなうわけだ。豊田市公共交通の充実をはかる一方で、まちなかへ施設を集中させ、駅を中心とした土地利用をすすめてきただけど、こうした豊田市の努力がみとめられたともいえるじゃないかな。


(さんこう)