北海道新幹線の札幌開業は2030年 - あきひこゆめてつどう

北海道新幹線の札幌までの全線開業が5年はやまって2030年度になるだげな。リニア開業が2027年だで、ほの3年あとだ。今年度2015年度の函館開業からは15年あとだ。鹿児島中央から札幌まで運行きょり2,360キロの直通新幹線もほしいとこだ。

（あさひの記事から）

5年はやまって2030年度開業！
北海道新幹線の札幌開業が当初予定より5年はやまり、2030年度となることが2015年1月ようかにきまった。札幌までの延伸の正式決定から2年半あまり。開業まえだおしをくににはたらきかけてきた沿線自治体や経済界はよろこびにわいた。いっぽう、札幌市内の用地取得など課題ものこる。
さらにまえだおし開業のこえも！
経済界は北海道内の大企業や各種団体、沿線自治体などと「北海道新幹線建設促進期成会」をつくり、工期短縮をくににはたらきかけてきた。高向巌会頭は、札幌市が開催をめざす2026年冬季オリンピックにもふれ、「オリンピックにあわせた札幌開業を」と、さらなる開業のまえだおしに期待感をしめした。
高橋はるみ知事が先頭にたってきた！
北海道は昨年2014年5月、開業后5年間の経済波及効果は工期の5年短縮により400億円ましの5,100億円になると試算。札幌開業をはやくせやあするほど、北海道内にもたらされる経済波及効果がおおきくなるとして、高橋はるみ知事が先頭にたって札幌開業のまえだおしをうったえてきた。
札幌市内の用地取得をがんばらんと！
ただ、札幌開業が5年はやまることで、解決がいそがれる課題も浮上してきた。ひとつは、札幌市内の建設用地取得だ。手稲トンネルのでぐち付近やJR琴似駅（ことにえき）から札幌駅にかけては住宅が密集し、マンションなどの大規模物件が点在している。札幌市は延伸が正式決定したあとの2012年あき、関係する地域住民らに説明会をひらくなどした。札幌市新幹線推進室の担当者は「開業まえだおしで、用地買収などのいごきだしをはよせんといかんくなるかも」ってはなす。こうした課題をふまえ、建設主体の独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」、鉄道・運輸機構は、なるべく地下をとおるルートも検討しとる。
トンネル掘削土も解決せんと！
トンネル掘削土をどう処分するかも課題だ。新函館北斗－札幌間の212キロはトンネル区間が7わりをこえ、掘削土のうけいれ地確保をできるだけはやくすすめる必要がある。さらに、掘削土には重金属がふくまれるって予想され、北海道立総合研究機構が安全で安価に処理する方法を研究しとる。

（ねたもと）: 新幹線札幌開業 - 5年はやまり2030年度に：朝日新聞デジタル｜2015年1月9日09時35分

追記 - 2015.1.15

【整備新幹線に755億円＝開業まえだおしで2年連続増 - 2015年度予算案】

整備新幹線の事業費は1,600億円（うち国費754億5千万円）がみとめられた。延伸区間の開業を北海道新幹線で5年、北陸新幹線で3年、それぞれ予定よりはやめるため、必要な追加財源の一部を国費で対応。くにの負担額は前年度比35億円ましとなり、2年連続でふえた。
延伸区間の開業時期は、北海道新幹線の新函館北斗－札幌間が2035年度から2030年度に、北陸新幹線の金沢－敦賀間が2025年度から2022年度にはやまる。長崎新幹線の武雄温泉－長崎間も2022年度の開業予定を可能なかぎりまえだおしする。