三河名所案内と1924年の三河鉄道名勝図絵

豊田市近代の産業とくらし発見館の挙母駅開業100年展にあった三河名所案内を紹介する。きのうのブログ記事で5分割したうちのひとつを紹介したとこだけど、こんかいはすべてを紹介する。これは1924年三河鉄道名勝図絵にのっとるもんで、当時の行楽地がどんなとこだったかがわかる。また、図絵についても、あらためて3分割して紹介する。三河鉄道は、のちの名鉄三河線名鉄蒲郡線
〔三河名所案内〕〔1924年の三河鉄道名勝図絵〕

〔2021年1月じゅうよっかと2021年2月ふつか訪問〕

三河名所案内

2021.2.2 (21) 三河鉄道名勝図絵 - 三河名所案内 (1) 1700-1720
猿投神社(さなげじんじゃ)、香積寺(こうじゃくじ)ノ紅葉、足助(あすけ)巴橋(ともえばし)、大碓尊(おおうすのみこと)ノ御陵(猿投山)、矢作川下リ一ノ瀬ノ奇勝、平戸橋ノ鵜飼

  1. 猿投神社(さなげじんじゃ)
  2. 香積寺(こうじゃくじ)ノ紅葉
  3. 足助(あすけ)巴橋(ともえばし)
  4. 大碓尊(おおうすのみこと)ノ御陵(猿投山)
  5. 矢作川下リ一ノ瀬ノ奇勝
  6. 平戸橋ノ鵜飼

2021.2.2 (22) 三河鉄道名勝図絵 - 三河名所案内 (2) 1560-1790
挙母神社(ころもじんじゃ)、業平朝臣歌枕ノ燕子花(かきつばた)(八ツ橋)、信長公ノ像(長興寺什日本唯一ノ画)、池鯉鮒神社(ちりゅうじんじゃ)、三河三弘法ノ一番遍照院(へんじょういん)、大山公園ヨリ見タル高浜港

  1. 挙母神社(ころもじんじゃ)
  2. 業平朝臣歌枕ノ燕子花(かきつばた)(八ツ橋)
  3. 信長公ノ像(長興寺什日本唯一ノ画)
  4. 池鯉鮒神社(ちりゅうじんじゃ)
  5. 三河三弘法ノ一番遍照院(へんじょういん)
  6. 大山公園ヨリ見タル高浜港

2021.2.2 (23) 三河鉄道名勝図絵 - 三河名所案内 (3) 1550-1840
松本奎堂ノ碑(刈谷藩天誅組ノ志士)、宍戸弥四郎ノ碑(刈谷藩天誅組ノ志士)、一夜権現ノ傘松、新明石海水浴場、新須磨海水浴場、玉津浦赤十字社児童保健所

  1. 松本奎堂ノ碑(刈谷藩天誅組ノ志士)
  2. 宍戸弥四郎ノ碑(刈谷藩天誅組ノ志士)
  3. 一夜権現ノ傘松
  4. 新明石海水浴場
  5. 須磨海水浴場
  6. 玉津浦赤十字社児童保健所

2021.2.2 (24) 三河鉄道名勝図絵 - 三河名所案内 (4) 1560-1780
志貴ノ毘沙門天、寺津港口、中畑ノ船紡績、世界一ノ大提灯(一色諏訪神社)、幡豆八幡神社ノ海岸、宮崎ノ幡頭神社

  1. 志貴ノ毘沙門天
  2. 寺津港口
  3. 中畑ノ船紡績
  4. 世界一ノ大提灯(一色諏訪神社
  5. 幡豆八幡神社ノ海岸
  6. 宮崎ノ幡頭神社

2021.2.2 (25) 三河鉄道名勝図絵 - 三河名所案内 (5) 1390-1720
形原ノ海岸、西浦松島、蒲郡竹島

  1. 形原ノ海岸
  2. 西浦松島
  3. 蒲郡竹島

1924年7月15日印刷/1924年7月20日発行
発行所:愛知県碧海郡刈谷町大字刈谷三河鉄道株式会社、電話四三番
印刷者=名古屋市東区神楽町三丁目三番地、沢田栄太郎
鳥瞰図専門執筆者:名古屋市東区神楽町三丁目三番地、新美南果
図案並印刷所:名古屋市東区神楽町三丁目三番地、沢田文精社名所図絵印刷部、電話東二四二〇番
複製不許

1924年三河鉄道名勝図絵

2021.2.2 (18) 三河鉄道名勝図絵(1924年)(ひだり) 2300-1350

加茂地区。中心は挙母(ころも)。1924年当時、まんだ猿投(さなげ)までしか開業しとらんかっただけど、計画しとった足助(あすけ)までの路線がしるされとる。ただ、先端が微妙にとぎれとるようにもみえるのは、用地買収の困難をものがたっとるのか。けっきょく三河鉄道は西中金(にしなかがね)どまりでおわる。猿投から西中金までの区間は、2004年に廃止。

2021.2.2 (19) 三河鉄道名勝図絵(1924年)(なか) 2520-1490

碧海地区。中心はゼロキロポストのある知立。ただし、三河鉄道の本社所在地は刈谷1924年当時、きたは竹村からみなみは大浜までの全区間が開業しとる。

2021.2.2 (20) 三河鉄道名勝図絵(1924年)(みぎ) 2430-1540

幡豆地区と蒲郡。幡豆地区の一色(いしき)、吉田(よしだ)、幡豆(はず)をとおって、蒲郡にいたる。1924年当時、この区間はまったく開業してなかったけど、蒲郡までの路線がしっかりしるされとる。足助から幡豆までは西三河だけど、蒲郡だけ東三河。大浜から吉田までの区間は、2004年に廃止。


(さんこう)