近鉄四日市から内部(うつべ)まで5.7キロの内部線と、おなじく近鉄四日市から西日野(にしひの)まで3.1キロの八王子線(はちおうじせん)。レールはばがふつうの鉄道より極端にせばいことで有名なこのふたつの路線なだけど、おととし2012年に、これを運営する近鉄が「鉄道じゃなくてバス専用道方式にしちゃう!」っていいだした。以来、「ほじゃ、こまる!」っていう四日市市が近鉄と協議をかさねて、ついにきょねん2013年9月27日に、公有民営方式により存続させることで両者が合意した。四日市市が線路施設と鉄道車両を保有して、近鉄と四日市市が出資して設立する会社が、四日市市から施設と車両をかりいれて運行するってわけだ。
ほんで、ことし2014年3月27日に、内部線と八王子線を近鉄からひきついで経営するあたらしい会社、「四日市あすなろう鉄道」ができた。近鉄が75%を、四日市市が25%を出資する会社で、らいねん2015年4月から運行にあたる予定だ。
(まめ知識)線路はば |
内部線と八王子線の存続にむけて、これまで高校生をふくめてたくさんのかたたちが運動をしてこられた。いま、ほの努力がむくわれた。
(ねたもと)