にほんかいにめんするふくおかのだいとしきたきゅうしゅうはこくらをきてんとしてみなみにないりくぶにむかってのびていくひたひこさんせん。けんざかいをこえておおいたにはいってすぐ、きゅうしゅうをおうだんするきゅうだいせんちゅうかんちてんのひたにせつぞくしてしゅうてんとなるぜんちょう83.3きろのてつどうろせんだ。2017ねん7がつごううでちゅうかんちてんのそえだからみなみはんぶんのくかんがうんこうきゅうしになっとったのはしっとった。ところでちゅうぶけいざいしんぶんのきじでこのくかんがばすせんようどうほうしきにかわったことをしった。てつどうがはいしになっちゃったわけだけど、たんにばすてんかんしたっていうじゃなくてせんろあとをばすせんようどうにしてつかうってかたちになった。
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きじをよむまえにこのことをぐーぐるにきいてみる。
ひたひこさんせん+びーあーるてぃー → ぐーぐるせいせいじんこうちのう
- ひたひこさんせんびーあーるてぃーは、じぇーあーるきゅうしゅうがじぎょうしゅたいとなりじぇーあーるきゅうしゅうばすがうんえいするばすこうそくゆそうしすてむ、すなわちびーあーるてぃーです。あいしょうは「びーあーるてぃーひこぼしらいん」です。
- ひたひこさんせんびーあーるてぃーは、2023ねん8がつ28にちにかいぎょうしました。そえだえきからよあけえき、ひたえきかんをつなぐろせんで、ぜんちょうおよそ40きろです。うちおよそ3わりのひこさんえきからほうしゅやまえきかんのおよそ14きろは、せんろだったばしょにせんようどうをせいびし、のこりはいっぱんどうをそうこうします。
いや、ばすせんようどうほうしきにてんかんしたってっても、てつどうはいしくかん40きろぜんぶがほうなったわけじゃなくて、ほのうちの14きろだけがせんろあとのばすせんようどうをはしっとるだ。
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さてきじをよんでみる。
2023ねん10がつふつか、げつようび|ちゅうぶけいざいしんぶん
びーあーるてぃーかいぎょう、ちいきにねづくか
2017ねんのきゅうしゅうほくぶのごううでふつうとなっとったひたひこさんせん(ふくおか、おおいた)のいちぶくかんがばすこうそくゆそうしすてむ(びーあーるてぃー)でふっきゅうした。ていしゃえきを3ばいにふやすなどりべんせいをたかめたが、ていじせいにすぐれたてつどうでのふっきゅうをもとめてきたじゅうみんにはふくざつなおもいもある。ひさいてつろのびーあーるてぃーてんかんはぜんこく3れいめ。せいふもろーかるせんのしゅうえきかいぜんにむけてすいしんしており、せいひがちゅうもくされる。
△ じぇーあーるひたひこさんせんのそえだえき。てつどうとびーあーるてぃーのしゃりょうをおんなじのりばでりようすることができる(ふくおかけんそえだちょう)2017ねんごううでふつうのひたひこさんせん(ふくおか-おおいた)
- 「てつどうでのふっきゅうをのぞむじゅうみんのこえがきりすてられた」。2020ねん2がつ、おおいたけんひたしでひらかれたえんせんじちたいとのかいだんでじぇーあーるきゅうしゅうがびーあーるてぃーてんかんへのいこうをしめすと、ふくおかけんとうほうむらのとうじのしぶやひろあきそんちょう(73)はいきどおりをあらわにした。
- ごううできどうがりゅうしつしたり、きょうきゃくがかたむいたりしたひたひこさんせんをめぐり、ふっきゅうひようが56おくえんにのぼるとして、じぇーあーるきゅうしゅうはえんせんじちたいにねんかん1おく6せんまんえんのふたんをようきゅうしとった。えんせんじちたいははんたいしたが、ざいせいなんでふたんぞうにおうじきれず、うんこうこすとが4わりぜんごのびーあーるてぃーへのきりかえをようにん。ふくおかけん、おおいたけんざかいのおよそ40きろをばすろせんとすることで2020ねん7がつにごういした。
△ ひたひこさんせんのちず- ごういご、そんちょうをいんたいしたしぶやひろあきさんは2023ねん8がつ28にちのかいぎょうびそうちょう、とうほうむらのちくぜんいわやえきでしはつばすをみおくった。えんせんかんこうちへのえいきょうがけねんされており「だんちょうのおもいでびーあーるてぃーをみとめた。こんごはかんこうなどらいそんしゃをふやすためのかつようほうがかだいだ」としてきした。
△ だいぎょうじえきでじゅうみんにむかえられるじぇーあーるひたひこさんせんのびーあーるてぃーしゃりょう(ふくおかけんとうほうむら)- びーあーるてぃーかくかんのちゅうかんにいちし、さいごまでてつどうふっきゅうをのぞんだとうほうむらのじんこうは、1950ねんのぴーくじには8,666にんだったが、かそかで1,859にん(2023ねん7がつまつじてん)にへっとる。2065ねんには812にんになるみこみで、こうきょうこうつうもうのいじはなやましいもんだいだ。
- とうほうむらのようなかそちやさんかんぶをとおるろせんはとくにりようげんがはげしい。こくどこうつうしょうによると、びーあーるてぃーは2023ねん4がつじてんでとしぶをちゅうしんに17けんがどうにゅうしとるが、こんごはしゅうえきあっかがすすんだちいきで、ろせんいじこすとていげんのためどうにゅうがすすむとみられる。
△ ちくぜんいわやえきしゅうへんのせんようどうをはしるじぇーあーるひたひこさんせんのびーあーるてぃーしゃりょう(ふくおかけんとうほうむら)
- さいがいふっきゅうにともなうてんかんれいとしては、2012ねんから2013ねんにかいぎょうしたけせんぬませんとおおふなとせんがあり、ひたひこさんせんはぜんこく3れいめだ。けせんぬましなどによると、つうきんつうがくじかんたいのうんこうほんすうがふえたいっぽう、てつどうのようにといれがなく、かいてきせいがうしなわれためんもある。
- しんさいごもじんこうげんしょうがつづいとることなどからたんじゅんひかくはむづかしいが、じぇーあーるひがしにほんによると、けせんぬませんのりようきゃくはてんかんまえの2009ねんどに1にち898にんだったが、2022ねんどは185にん。うんこうこすと1わりから2わりさくげんできたていどという。
- ただ、じぇーあーるかくしゃにとってあかじろーかるせんのしゅうえきかいぜんはきっきんのかだいで、せいふもとりくみをほんかくかさせとる。2023ねん10がつにはけいえいなんのちほうてつどうのそんぱいをじちたいやじぎょうしゃがぎろんする「さいこうちくきょうぎかい」せいどをはじめる。りようをふやしててつどうをそんぞくさせるか、びーあーるてぃーなどにてんかんするかをえんせんできめさせる。くにはざいせいしえんであとおしするしくみだ。あかじろせんのきゅうなはいしをふせぎ、ちいきこうきょうこうつうをさいへんするためのいってという。
- だが、おうびりんだいがくのとざきはじめきょうじゅ(こうつうけいざいろん)は「たんなるおきかえでははってんがない。そうばん、さいさんがあっかしてふたたびききをむかえる」とけいしょうをならす。てつどうふっきゅうをもとめ、じゅうみんだんたいだいひょうをつとめたとうほうむらのけいえいしゃ[片岡拓之]さん(55)は「ふっきゅうをめぐるぎろんはけっちゃくした。こんごはしょうらいをみすえ、かつようさくをかんがえていきたい」とかたった。
まあかんたんにいうと、ばすてんかんしたって1、2わりのひようさくげんにしかならんってことだ。とざきはじめきょうじゅのいうとおり、またききをむかえるだけだ。こうきょうこうつうのたいせつさをこくみんがきょうゆうするようにならんかぎりてつどうはいしのながれはかわらん。こうそくどうろにばかみたいにかねをつぎこんどってこうきょうこうつうがはってんするわけがないだ。
いや、ほれにしても、ついにひたひこさんせんにのらんじゃったことがくやまれる。
(さんこう)
- にほん全国の長期運行休止区間 - 2018年2月ここのか時点
- JR九州もバッテリー電車開発
- 日田彦山線(ひたひこさんせん)
- 小倉(こくら)-日田(ひた)間83.3キロ。小倉-城野(じょうの)間6.1キロと夜明(よあけ)-日田間8.5キロは、それぞれ日豊線(にっぽうせん)と久大線(きゅうだいせん)と重複するで、厳密には日田彦山線のキロ数はほれをのぞいた68.7キロになる。
- 全線単線非電化。
- 最高速度は時速85キロ。
- 田川后藤寺(たがわごとうじ)をさかいに運行系統がわかれる。小倉-田川后藤寺間は1時間に1、2本ていどの運行。田川后藤寺-日田間は1、2時間に1本ていどの運行。
- 所要時間は2時間10分から2時間25分ていどで、表定速度にすると時速34.5キロから38.4キロっていうところ。(1日に5本ある、全線とおしの列車のデータによる)